
再生医療による脱毛治療の戦略
全国で1200万人以上の男性が発症している男性型脱毛症をはじめとして、遺伝的素因による脱毛や女性のびまん性脱毛など、毛髪に関わる悩みや不具合、疾患が知られています。現在、クオリティーオブライフの観点から、治療薬の開発や植毛による外科的な治療が行われています。
最近では、患者さん自身の細胞を使って人為的な毛を作製し、脱毛部位に移植する「毛髪再生医療」の基礎研究が進められています。毛は歯と同様に発生過程で誘導される器官であるため、単一化細胞から細胞操作によって毛の原基を作製して毛を再生し、それを脱毛部位に移植するという戦略が考えられています。

